カテゴリ:授業の様子
10月29日(金)学校訪問
佐々町教育委員会の皆さんが、学校訪問に来られました。子どもたちの学ぶ態度やあいさつがとても良いことをほめていただきました。
明日は土曜日で2日間お休みになります。また、来週水曜日は文化の日でお休みです。
学校でのがんばりは伝わりましたので、お家の方でも「勉強名人をめざす」「心をみがく一日一善」「上級生は下級生のお手本になる」を合言葉に、お家の方や地域の方が笑顔になることをたくさんしてほしいと思っています。
10月27日(水)研究授業
6年生の教室で、算数の研究授業を行いました。
子どもたちはこれまでに、①比例の性質、②比例の式、③比例のグラフについて学習してきています。今日は④比例の利用ということで、画用紙300枚を、全部数えないで用意する方法について考えていきます。
先生が教卓に山積みされた画用紙を、一枚二枚・・・と数えている姿を見て子どもたちは、比例の性質を利用して画用紙の枚数が求められないか調べていきます。
枚数をx枚、厚さをymmにして、表を縦に見たり、横に見たりすることで、子どもたちは答えを導き出していました。
今回の授業は教育実習の先生が実施しましたが、チャレンジ問題ではほとんどの子どもたちが正しい答えを出すことができていました。6年生の子どもたちの集中力と教育実習の先生のがんばりが光る授業となりました。
10月25日(月)おじゃまします。授業参観!4年生
1時間目に、4年生の授業におじゃましました。今日の授業は、算数です。
「およその数の使い方と表し方を調べよう」の、まとめの学習を行いました。
授業の導入では、かけ算の百マス計算から始まりましたが、教室の中は、鉛筆の音しか聞こえないほど子どもたちは集中して学習していました。
およその数の表し方は、4年生の学習の中でも難しい学習の一つです。問題で何が問われているのかをしっかりと読み取って計算ができるように、繰り返し練習をさせていきたいと考えています。
ちなみに、問題の正解者には励ましのシールを渡しています。ぜひ、ご家庭でも子どもたちのがんばりを応援してあげてください。
10月22日(金)おじゃまします。授業参観!2年生
3時間目に、2年生の授業におじゃましました。今日の授業は、算数です。
「1さらにすしが2個ずつのっています。皿は何さらかあります。すしの数を調べましょう。」
という問題を考えます。
子どもたちは、「1さらに2個ずつなので、かけ算で計算できそう」ということに気づいていきました。
1つ分の数×いくつ分=ぜんぶの数
2 × 1 = 2
2 × 2 = 4
という要領で、2×5=10までは、すしの絵を見て答えることができました。
そこで、「絵がなくても、できるかな?」ということで、6皿以上の場合について、どうなるか考えていきます。
子どもたちは、答えが2とびになっているので、計算しなくても答えを出すことができることに気づき、2×9=18までの答えを求め、2の段の九九を自分たちの力で作りました。
その後は、2の段の九九を、何度も口に出して言ってみたり、音楽に合わせて言ってみたり、先生に聞いてもらったりといろいろな形式で練習していきました。
九九を見ないで言えた人には合格の証にシールを渡しています。子どもたちはとても張り切っています。自由自在に使えるようになるために、ぜひ、お家でも聞いてあげてください。親子の会話が盛り上がるチャンスです。
10月21日(木)研究授業
3年生の教室で、算数の研究授業を行いました。
「ジュースが大きいビンに2/5リットル、小さいビンに1/5リットル入っています。合わせると何リットルありますか?」
という問題を考えます。子どもたちは、「合わせると」という言葉をキーワードにして
2/5+1/5=
と、すぐに立式することができました。
答えを予想してみると
①3/5 ②3/10
の二つの予想が出されました。
そこで、今日は「分数のたし算をするときには、分子だけをたすのか、分母もたすのか、どちらが正しいのか考えよう。」というめあてに向かってがんばります。
子どもたちは、液量図や数直線図を使って考えていきます。
図を使って表してみると、「合わせると」なので答えは増えるはずなのに、3/10の場合は減っているのでおかしいということに気づきました。その結果、分数のたし算は分母は足さずに分子の数だけをたすことを理解していきました。
子どもたちは、最後まで集中を切らすことなく、大変意欲的に学習していました。3年生もとてもがんばっています。
10月20日(水)おじゃまします。授業参観!6年生
3時間目に、6年生の授業におじゃましました。今日の授業は、算数です。
底面積が6㎠の三角柱の高さをx㎝、体積をy㎤として表すと、比例の式で表せるのかどうかを考えて説明する学習を行いました。
この時間は、中村学園大学の先生が授業参観に来られましたが、
「口石小学校の子どもたちの学びに向かう姿が、とても素晴らしいですね。」
というお言葉をいただきました。子どもたちのがんばりがうれしいですね。
10月19日(火)おじゃまします。授業参観!6年生
5時間目に、6年生の授業におじゃましました。今日の授業は、理科です。
6年生では、今「てこのはたらき」について学習しています。
まずは、前時までに学習した、支点、力点、作用点の働きについて、テレビモニター使って復習します。
その後、先生が「傾いたトトロのてんびん」を、「てこのおもちゃ」として子どもたちに見せました。子どもたちはトトロとまっくろくろすけの話に引き込まれていきます。
支点、力点、作用点を確認した後に、
「どうしたらトトロが転がっていかないか?」
について、まっくろくろすけの重りを使って考えていきました。
この時間の授業は教育実習の先生が行ったのですが、子どもたちは「トトロのてんびんの危機」を回避しようと、一生懸命考え授業に参加していました。
10月19日(火)おじゃまします。授業参観!5年生
3時間目に、5年生の授業におじゃましました。今日の授業は、算数です。
「1/2リットルの牛乳と1/3リットルの牛乳があります。合わせると何リットルですか?」という問題について考えます。
子どもたちは、「1/2+1/3= 」とすぐに立式をすることができました。
しかし、今までの学習と違い分母が違うので、そのままたせないことに気づきます。
そこで、今日の学習のめあては、
「分母が違う分数のたし算の仕方を考えよう」というめあてに向かってがんばります
見通しでは、
「分母をそろえればいい。でもどうやってそろえるの?」
「小数に直して計算したらどうだろう?」
「最小公倍数みたいにしたらどうだろう?」
という意見が出されたので、数直線図を使って考えてみることにしました。
数直線図で見てみると、1/2=2/4=3/6
1/3=2/6
ここで分母が一致したので、
1/2+1/3=3/6+2/6=5/6
答え 5/6リットル
ということで、答えを求めることができました。
同様の方法で、ひき算でも同じように計算することができました。
しかし、毎回数直線を書くのは大変です。数直線が無くてもできる方法を次の時間に考えていこうということになりました。
分数のたし算やひき算の学習は、慣れてきたらある意味機械的に問題を解いていくことが多くなりますが、視覚的な方法で分母の関係を見たり、筋道を立てて答えを導き出したりすることで、数学的に考える力がついていきます。子どもたちは上記のような思考の流れを共有しながら、学習に参加していました。学習の足あとをノートに記載していますので、ぜひご家庭でも御覧ください。お家の方と一緒に学習について話ができると、学習への意欲がさらに高まります。
10月15日(金)研究授業
5時間目に、3年生の教室で研究授業を行いました。
「分数をつかった大きさの表し方を調べよう」という単元で、同分母分数のたし算の仕方を考えていきます。
「ジュース2/5リットルと1/5リットルを合わせると何リットルですか?」
という問題文を読むと子どもたちはすぐに、
「わ」かったこと
「た」ずねていること
「し」き
今までの学習と「ち」がうこと
をノートに書いて問題を整理していきます。
「わ」2/5リットル、1/5リットル
「た」合わせて何リットル
「し」2/5+1/5
「ち」分数のたし算
式をもとにした答えの予想を子どもたちに聞いてみると、①3/10 ②3/5 ③4/10
の3つの答えが出されました。
そこで今日は、「分数のたし算は、どのようにするのだろうか?」というめあてに向かってがんばります。
子どもたちは、今まで学習した①数直線図や②液量図を使って考えていきました。
自分が選んだ方法で自立解決をした後は、集団解決、まとめ、評価問題という流れで学習していきました。
姿勢がとてもよく、友達の意見を大切にしながら、正しい解決法をめざして集中して学習する姿が輝いていました。
「お父さんと一緒に、家でも勉強しています!」
と胸を張って話をしてくれた子もいました。勉強名人をめざして親子で楽しみながら学習している様子も伝わってきて、大変ありがたく感じました。
10月13日(水)研究授業
3年生の教室で、算数の研究授業を行いました。
「分数をつかった大きさの表し方を調べよう」という単元で、「ジュース2/5リットルと1/5リットルを合わせると何リットルですか?」
という問題について考えます。
子どもたちからは、以下の意見が出されました。
① 2/5+1/5=3/5
② 2/5+1/5=3/10
式は同じだけど、答えが違っています。そこで、
「分数のたし算をする場合は、分子だけをたすのか?それとも分母もたすのか?どちらが正しいのか?」について考えていきます。
子どもたちは、液量図や数直線図を使って自分で考えた後に、友達と意見を交換し検討していきました。
図で見てみると、分母まで足してしまうと、元の量よりも少ない答えになっていることに気づいて、「分数のたし算は、分子の数をたす。」ということがわかりました。
子どもたちは、たくさんの先生が参観される中、学習のルールをしっかりと守って、落ち着いて学習していました。
また、自分の考えは間違っていたけど、友達の話を聞いて納得したという発表をするなど、失敗を宝物にする発言もあり感心させられました。